はじめに:車中泊、持ち物が多すぎて何を持てばいいの?
「車中泊を始めたいけど、子ども連れだと何を持って行けば安心なの?」
そんな悩みを持つご家族、多いのではないでしょうか。
特に子育て世帯にとっては、“念のため”の持ち物が多くなりがちで、結果的に車内がパンパンになってしまうことも。
我が家も初めての車中泊では、「持ってきてよかったもの」「いらなかったもの」「足りなくて困ったもの」があり、試行錯誤を重ねてようやく“ちょうどよい装備”が見えてきました。
🚐 注目トレンド:家族での車中泊人気、右肩上がり!
キャンプ・アウトドア総合メディア「hinata」の調査(2024年末発表)によると、「車中泊をしたことがある」と答えた人の約38%がファミリー層で、そのうち「子連れでの車中泊経験がある」と答えた人は前年比で約1.6倍に増加。
“子育て世帯×車中泊”は今、確実に広がっている旅のスタイルです。
本記事では、子育て家族が車中泊を快適に・安全に・楽しく過ごすための持ち物チェックリストを、実体験と最新情報に基づいてご紹介します。
✅基本の持ち物リスト(全家庭共通)
カテゴリ | 持ち物 | 補足 |
---|---|---|
寝具 | 寝袋、毛布、マットレス | 断熱&クッション性重視 |
着替え | 下着・靴下・防寒着 | 気温差に備えて多めに |
食事系 | カセットコンロ、鍋、カトラリー、紙皿 | 車内調理用にコンパクト調理器具が◎ |
洗面用品 | 歯ブラシ、タオル、ウェットティッシュ | 水道がない場所でも対応できるように |
灯り | LEDランタン、ヘッドライト | 夜間の移動やトイレにも便利 |
電源系 | モバイルバッテリー、インバーター、ポータブル電源 | スマホ・照明・電気毛布の使用も安心 |
防災用品 | 非常食、水、救急セット | 念のためでも必ず携行を |
車内快適グッズ | シェード、銀マット、カーテン | 断熱・遮光対策は睡眠の質に直結 |
🧭 ワンポイントアドバイス:2024年から一部の道の駅では「災害時に備えた備蓄型RVパーク」が整備され始めています。
防災用品も兼ねた持ち物選びが“当たり前”になる時代です。
👶子育て家庭ならではの必須アイテム(+実体験)
アイテム | 理由・使い方 |
---|---|
おむつ・おしりふき | 道中で調達できない場合も |
ポータブルトイレ or 補助便座 | 急な「トイレ!」対策に大活躍 |
子ども用寝具(スリーパー・毛布) | 子どもは体温調節が苦手 |
飲み慣れたおやつ・軽食 | 不機嫌防止&安心材料 |
暇つぶしグッズ(絵本・おもちゃ・タブレット) | 雨の日や移動中の必需品 |
常備薬 | 解熱剤、虫刺され、乗り物酔い対策など |
母子手帳・保険証・医療証 | 旅行中の急な体調不良への備えとして必須 |
抱っこ紐 | 車からの乗り降りや観光地での移動に便利。寝かしつけにも◎ |
ベビーカー(コンパクトタイプ) | 道の駅や観光地など、歩き疲れた時の救世主。荷物置きにもなる |
🧸実体験:娘が旅先で急性中耳炎に…そして抱っこ紐とベビーカーのありがたみ
我が家が冬の長野旅行中に車中泊をした際、娘が風邪をひいてしまい、夜中に耳が痛いと泣き出しました。翌朝、地元の小児科を受診したところ急性中耳炎と診断され、保険証と医療証があって本当に助かりました。
旅先では子どもが急に体調を崩すことがよくあります。慣れない環境や気温差、睡眠のリズムの変化が影響しやすく、まさに「備えておいてよかった」と感じた瞬間でした。
また、小さな子どもとの移動では、抱っこ紐とベビーカーの両方が本当に役立ちました。観光地の坂道では抱っこ紐、長距離を歩く施設内ではベビーカー。うまく使い分けることで、大人の負担もぐっと減りました。
🧤季節別に追加すべき持ち物
⛄ 冬の車中泊で追加すべきアイテム
- 電気毛布(12V車載対応)
- 湯たんぽ
- 断熱ブランケット
- カイロ類(貼るタイプが便利)
- スノーブーツ・防寒グローブ
🔥 近年の異常寒波にも要注意
2023〜2024年の冬は全国的に寒波の影響が強まり、特に長野・新潟などでは氷点下10℃以下を記録する夜も。電気が頼れない環境では、湯たんぽなど“アナログ暖房”が活躍します。
☀️ 夏の車中泊で追加すべきアイテム
- 扇風機(USB給電タイプ)
- クールタオル
- 虫除けスプレー・蚊帳
- 窓用網戸 or バグネット
- ポータブル冷蔵庫 or 保冷バッグ
🐜 2024年は「暑さ×虫対策」がカギ
夏の道の駅やRVパークで多くの声が挙がったのが「虫の侵入」や「車内の熱こもり」。ネット系アイテム+扇風機の組み合わせは必須装備に!
🚫実体験からわかった「持っていってよかったもの」
- 湯たんぽ:FFヒーターが止まった時に大活躍
- 銀マット:車内の底冷えを防止してくれた
- ポータブル電源:スマホもヒーターも安心
- おしりふき:トイレが使えない場所で便利すぎる
- 子どものお気に入りぬいぐるみ:不安な夜も安心
- 抱っこ紐&ベビーカー:状況によっての使い分けが旅の快適さを左右
🎉あれば便利!子連れ車中泊におすすめのエンタメ&快適アイテム
🎤 Bluetoothカラオケマイク
旅先の車内が、一気に“ファミリーカラオケルーム”に変身!
YouTubeやカラオケアプリと接続して、車内で手軽にエンタメタイムを。
🎶 実体験:雨で外出できなかった日に大活躍!
子どもと交代で歌ったり、採点ごっこをしたりして大盛り上がり。静音モードでも十分楽しめました。
🌐 プリペイドWi-Fi(モバイルルーター)
Wi-Fiがあるだけで車内が“動くリビング”に。
NetflixやPrime Video、YouTubeなども快適視聴!
📱 実体験:移動中でも子どもが退屈知らず!
長時間の移動でも、動画を観ている間はぐずらずに楽しんでくれました。
🎹 ロールアップピアノ(折りたたみ式電子ピアノ)
場所を取らず、静音モードもあり、音楽好きな子どもにぴったり。
⛄ 実体験:冬の北海道旅行中も飽きずに楽しめた!
外は雪、でも車内ではロールピアノで演奏ごっこ+カラオケ+映画で、まるで“移動する遊び部屋”でした。
💡まとめ:リストは“自分たち仕様”にカスタムしよう!
チェックリストはあくまで出発点。実際に旅を重ねるうちに、**「自分たちに必要なもの」「不要だったもの」**が見えてきます。
特に子育て世帯は、家族構成・子どもの年齢・旅先の気候によって必要な持ち物が大きく変わるもの。
この記事のリストをベースに、あなたの家族仕様にカスタムして、次の車中泊をもっと快適にしてみてくださいね!
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