筆者情報

関西在住、6歳娘と2歳息子を育てる4人家族のママ。
息子が0歳の頃から家族で車中泊100泊以上の経験があり、
元テキスタイルデザイナーで現在ハンドメイド作家。
キャンピングカーでのファミリー車中泊旅を楽しむ日々の中から、実体験にもとづく情報を発信中です。
はじめに
「子供が小さいうちに、家族でたくさん思い出を作りたい」
そう思ってはいても、実際は…
- 仕事と家事に追われてまとまった休みが取れない
- 旅行の準備が面倒で、つい先送り
- そもそも子連れ旅行はハードルが高い…etc
そんな悩みを抱えるご家庭は多いのではないでしょうか。

近年、子育て世代の間で「キャンピングカーでの家族旅行」が注目されてるよ
日本RV協会の「キャンピングカー白書2023」によると、国内の保有台数は14.2万台を超え、前年比4.5%増と右肩上がり。特に、30〜40代の子育てファミリーが中心で、未就学児〜小学生の子どもがいる家庭の利用が増えています。
SNSやレンタルの普及もあり、「自由で気軽な子連れ旅行」として人気が高まっているのが現状です。
この記事では、「どうして子育てファミリーこそ、今キャンピングカーを選ぶべきなのか?」を5つの理由に分けてご紹介します。

この記事はこんな人におすすめだよ♪
- 子どもが小さいうちに、家族の思い出をたくさん作りたいママ・パパ
- 子連れ旅行の荷物やスケジュールに毎回疲れてしまうご家庭
- 自然体験を通じて、子どもの五感や感性を育てたいと思っている方
- 週末や連休をもっと有意義に過ごしたいけれど、計画が面倒と感じる人
- 外泊や宿の手配に気を遣わず、自由な旅をしてみたい方
- 旅行コスト(宿泊・食費)を節約したい、賢いママ・パパ
- キャンピングカーに興味があるけど、リアルな体験談を知りたい人
- 子どもが大きくなる前に、特別な時間を家族で過ごしたいと考えている方
- アウトドアや車中泊に興味があり、非日常を手軽に楽しみたい家族
第1章|子どもの「五感」がグングン育つ!
キャンピングカー旅のいちばんの魅力は、やっぱり自然とふれあえること!
森の音や鳥の声に耳をすませたり、海で冷たい波に触れ生き物と遊んだり――
これって、すべてが子どもの五感を刺激してくれる体験なんです。
たとえば――
- 森で聞こえる鳥のさえずりや風の音(聴覚)
- 草木に触れる感触や川の水の冷たさ(触覚)
- 焚き火や土のにおい(嗅覚)
- 地元で採れた食材を味わう(味覚)
- 朝日や星空など、自然の美しさを見る(視覚)
これらはすべて、子供の好奇心と感性を豊かに育てる刺激となります。

この川の水、つめた〜い!

それはね、富士山の雪がとけた水だからなんだよ〜
そんな会話をしながら、いろんな土地をめぐって、自然や文化にふれながら家族でたくさんの体験を重ねています。


2024年に日本アウトドア協会が発表した調査によると、自然体験の多い子供ほど、「自己肯定感」「協調性」「探究心」のスコアが高い傾向にあるとのこと。
特に4〜6歳の未就学児では、その効果が顕著だと報告されているそうだよ。
👨👧 実体験エピソード
我が家の6歳の娘は、キャンピングカーで旅をするようになってから、自然や動物の絵をよく描くようになりました。


虫や草木、海の生き物など、体験したことをそのまま表現するようになり、
感性がどんどん豊かになっているのを実感しているよ。
本人は遊んでいるだけのつもりでも、「四季の変化」「地形や土地の違い」「地域ごとの文化」など、たくさんの知識を自然と身につけているのが、親から見ても明らかです。

🔻リアルなデメリット|「虫」や「泥汚れ」は日常茶飯事!
自然を満喫できるぶん、虫刺され・服の汚れ・洗濯物の山も覚悟が必要です(笑)

わあ〜お!パンツまでべちゃべちゃじゃんー

大きな石の下にカニがいたんだよー!

ありさんつかまえたよー
ダンゴムシつかまえたよー
ゴミムシつかまえたよー
洗濯と片付けは正直大変ですが、それ以上に子どもの生き生きした笑顔が勝ちます◎
第2章:旅行のハードルが劇的に下がる

小さい子連れで旅行って、ほんと大変!!
そんな声をよく聞きます。実際、我が家も最初はそうでした。
🍼 でもキャンピングカーなら、こんなに変わる!
- 宿探し不要 → 車がホテル!
- チェックイン不要 → 好きな時間に寝られる
- 昼寝・授乳・オムツ替え → すべて車内でOK
- 荷物の出し入れ → 旅行セットは車に常備
子供を連れての旅行では、「荷物が多い」「時間に縛られる」「急な予定変更が難しい」といった問題がつきものです。特に乳幼児を連れての外泊は、宿のチェックイン・アウトの時間や食事のタイミング、移動中のトイレや授乳の問題など、不安が尽きません。

キャンピングカーでの旅は、こうした子連れ旅行のストレスを大幅に軽減することができるよ♪
例えば「車内で昼寝している間に現地に到着」「夜遅くなってもそのまま車内で就寝」など、
予定を子供に合わせて柔軟に変更できるのは、大きな安心材料です。
ジャパンキャンピングカーレンタルセンターの2023年利用者データによると、レンタル利用者のうち約6割が「子連れ家族」であり、「時間の自由さ」「荷物の少なさ」を高く評価しています。
キャンピングカーレンタルはこちらから▶︎国内最大級ジャパンキャンピングカーレンタルセンター 東京
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第3章:親子の時間が「特別な思い出」に変わる

キャンピングカーでの旅は、親子にとっての「日常からの脱出」であり、
心が通い合う特別な時間!
👨👩👧👦 こんな“旅のシーン”ありませんか?
- 子どもと一緒に夜ごはんを作る
- 焚き火を囲んで語り合う
- 窓の外に満天の星を見つけて「うわぁ…」と声が揃う
- 初めて見る生き物に恐る恐る触る…
これらの行動はすべて、「親子の共体験」として記憶に残りやすく、
心理学的にも絆を深める効果が高いとされています。
ベネッセ教育研究所が2023年に実施した調査によると、幼少期に家族旅行の記憶が多い子供ほど、「家族との関係が良好」「自分は大切にされていると感じる」という自己評価が高い傾向にあるとのこと。(出典はこちら)。
また、日常とは違う環境に身を置くことで、親自身も子供と改めて向き合うことができ、
「一緒にいる時間の質」が格段に向上します。
「いつか家族で旅行をしたい」ではなく、「今しかできない思い出を、今つくる」
それがキャンピングカー旅の本質です。
こんな実体験エピソードも
パパは仕事柄、遠出できない週末がたまにあります。そんな時でも、
自宅の駐車場に停めたキャンピングカーで子供達と「車中泊ごっこ」をすることがあります。

よーし、今晩は家の前でキャンピングカーで寝ようか!

やったー✨寝る寝るー!!お菓子も持っていって〜映画も見ようね♪
ご飯を車内で食べて、ライトをつけて、お菓子を持ち込むだけで、
まるで本当に旅行に来たようなワクワク感が味わえます。
こんな日常のひとコマも、キャンピングカーがあれば「特別な思い出」になります。
子供にとっては、「日常とちょっと違う空間」が大きな刺激になりますし、
大人もリフレッシュできて一石二鳥。
遠くに行かずとも、キャンピングカーがあるだけで“特別な時間”がすぐそばに生まれるのです。
🔻リアルなデメリット|「プライベート感ゼロ」の時も…
常に家族一緒なので、夫婦の会話や1人時間は激減します。

ちょっとひとりで静かにコーヒー飲みたい…(心の声)

俺も…(同じく)
対策として、早朝の“車内カフェタイム”をたまにつくっています☕
車旅で超便利!「UCCドリップポッド」でホッと一息

さっと温かい飲み物がほしい時に活躍しているのがこの「UCCドリップポッド」
子どもが起きる前に、さっとコーヒーを入れて朝日を見ながらゆっくりコーヒータイム。とても幸せを感じる時間です。

我が家ではキャンピングカー内に設置して、コーヒーや紅茶、最近では僕のコーンスープまで活用中だよ。
▶ 使い方がシンプルで、設置場所を選ばない
▶ サッと作れてゴミも最小限
▶ 家でもう1台追加したほどのお気に入り
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「UCCドリップポッド」に使っている”我が家”おすすめのポータブル電源はコチラ▼
第4章:教育面でのメリット
キャンピングカー旅は、子供にとっての「動く教室」と言っても過言ではありません。
キャンピングカーでの旅は、子どもにとって「リアルな社会科見学」。
- 地元の道の駅で買い物 → お金のやりとりを体験
- お城や遺跡 → 歴史に興味が出る
- 星空観察・火起こし → 科学や自然の不思議を実感
- キャンプ場や観光地→他の子供と友達になる
2024年の文科省レポートでも、旅体験は
「好奇心」「観察力」「課題解決力」を育てると報告されています。
我が家でも耳を傾けると、こんな会話が聞こえてきます。

富士山ってね、なんであんなにきれいな三角の形か知ってる?

かざん

そうそう、火山なんだよ。
昔ね、何回も『ドカーン!』って噴火して、どんどん大きくなっていったの。
いろんな山が合体して、今の富士山の形になったんだって〜!
子どもの「なんで?」「どうして?」は、“旅の中に答え”があることも多いです。
こうした体験は、学校では学べない「生きる力」を育てる貴重な機会です。
第5章|実は…長い目で見て「おトク」な選択!

キャンピングカーって高くない?
私もよくわからない時はそう思ってました。
もちろん安い買い物ではありません。でも、“旅をたくさんする家族”ならむしろコスパ◎!
💡 コスト面でのメリット
- 年間3〜4回でも → 宿泊費&移動費が節約に
- 外食減&自炊できる → 食費もセーブ
- レンタルやホテルの予約不要 → ストレス激減
最近では、**月額制で所有できる「カーサブスク」**も登場していますし、買わなくても“持ってる
感覚”を味わえるサービスも。
そして嬉しいのが、リセールバリュー!

ファミリータイプのキャンピングカーは、3〜5年使っても50〜70%で売れることも多く、「買ったら終わり」じゃないんです。
また、「いずれ手放すかもしれない」と考えている方には、
事前に買取価格の目安をチェックできるサービスを使ってみるのもおすすめです。
現在の市場価格を知っておくことで、購入時の判断材料になります。
詳しくはこちらをチェック▶オートサイト
さらに、最近は「使わない期間に貸し出して収益化する」など、
キャンピングカーの運用をサポートするサービスも登場しています。
子どもが大きくなって使う頻度が減ってきたら、こうした方法で上手に活用するのも一つの手です。
詳しくはこちらをチェック▶︎キャンピングカーマニア

「キャンピングカーは高い」と思われがちですが、実際には長く使えば使うほど
高い費用対効果が得られるよ
🔻リアルなデメリット|初期費用はやっぱり高額…
新車のキャンピングカーは300万円〜1000万円超えも珍しくありません。

中古でいいやん!って思っても、結構いい値段するな…

でも、売るときも値段つくって考えたら…ありじゃない!?
実際は、中古・軽キャン・サブスク利用など選択肢も豊富なので、予算に合った方法で始めるのが現実的です。

まずは、レンタルで実際に体験してみるのがおすすめでしゅ♪
レンタルの詳細はこちら▶︎ 国内最大級ジャパンキャンピングカーレンタルセンター 東京
まとめ:小さい頃にしか味わえない時間を、最大限に活かすために
子供の成長はあっという間。
その「今」しかない時間に、家族で過ごす特別な体験を与えられるのが、
キャンピングカーという選択肢です。
移動や宿泊の自由度、教育的価値、親子の絆、そしてコスト面――
すべてを考慮しても、子育て中の家庭にとってキャンピングカーは非常に理にかなったツールです。
「いつかやりたい」ではなく、「今しかできないこと」を、ぜひキャンピングカーで始めてみてください。
それはきっと、家族にとって一生モノの思い出と成長の種になるはずです。

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