北海道 車中泊旅④|霧の摩周湖から阿寒湖クルーズへ。マリモ展示観察センターと町営温泉、釧東港で夜釣りも楽しむ【道東】

家族でおでかけ日記
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ママ(筆者)
ママ(筆者)

こんにちは、クラゲママです!今回は「北海道編④」キャンピングカーの旅をレポートしていきます。

パパ
パパ

8/12の旅程はこんなかんじです♪
摩周湖第一展望台 → 道の駅 摩周温泉 → 阿寒湖(観光船〜チュウルイ島のマリモ展示観察センター)→ 白樺の湯トレーニングセンター → 釧路「まつりや」 → 千代ノ浦マリンパーク周辺釧東漁港

8/12の道のり
全体図

霧の朝、色が“グレーからブルーへ”変わる瞬間を待つ(摩周湖)

朝7時前、外は一面の霧。
まずは朝ごはんで体を温めてから、子どもたちと摩周湖・第一展望台へ。

08:22 摩周湖第一展望台

最初は“摩周グレー”だった湖面が、少しずつ光をまとって”摩周ブルー”

太陽が顔を見せだしました。

——その瞬間、みんなで「わぁ!」と目を輝かせました。

道の駅で“朝デザート”大福おかわり&ほたておにぎり

余韻のまま道の駅・摩周温泉へ移動して、
昨日感動した大福をリピ買い。

売店のオホーツク産ホタテおにぎり(¥300)は子ども用の軽食にちょうどよく、
大福は“朝デザート”に。

お腹も心も満たされたところで、
次の目的地”阿寒湖“へ向かいました。


パパ
パパ

摩周湖では霧でも10〜20分は待つ価値あり。天気予報を見つつ、防寒一枚と温かい飲み物があれば快適です。

ママ(筆者)
ママ(筆者)

北海道の道の駅で買う大福はほんとに美味しくて、糖尿病予備軍で普段は甘いものを控えてるの私も、ついついいろいろ食べちゃいます!大福のお供には緑茶!ドリップポッドは飲みたいときに飲みたい分だけサッと作れるのでおすすめです♪

摩周湖第一展望台 基本情報
住所 北海道川上郡弟子屈町摩周湖第一展望台(〒088-3200)
施設(カムイテラス)併設
アクセス JR摩周駅から阿寒バスで約25分/車:道東道阿寒ICから約120km・約2時間
駐車場 125台(例:5月〜10月頃
料金:乗用車500円バイク200円バス1,000〜2,000円
※硫黄山と共通券の設定あり
営業時間 8:30〜17:00(カムイテラス)
休業日 年末年始(例:12/30〜1/1
設備 レストハウス・売店・トイレ・休憩スペース・展望デッキ
展望の特色 摩周湖と雄阿寒岳を一望。霧が晴れると“摩周ブルー”の絶景。
名物・体験 展望スイーツ/季節の映像スライド/星空観賞(冬季は防寒必須)
湖・霧の特徴 霧の摩周湖で有名。晴天時は蒼い湖水、霧の日は神秘的な景観に。
電話 015-482-1530(摩周湖カムイテラス)

阿寒湖85分クルーズ(マリモ観覧15分含む):マリモ展示観察センターへ(チュウルイ島)

阿寒湖に着いたのは11時すぎ。

マリモ展示観察センターへ行くには観光船に乗る必要があるのですが、
ちょうど11:00便が出た直後で肩すかし。
次は13:00発とのことで、それまでアイヌコタンや土産店をぶらり。

阿寒湖畔の「アイヌコタン」は、工房や食堂がぎゅっと集まる小さな集落。
木彫りや刺しゅう、文様の器など“手仕事の美”を歩きながら体感できます。

アイヌ民族の伝統の暮らしの展示

今回は、娘がマリモと木彫りのオショロコマのブローチを、息子は木彫りの鮭の耳かきをおみやげにセレクト。

阿寒湖アイヌシアター(イコロ)

前回の夏旅で鑑賞した阿寒湖アイヌシアター〈イコロ〉の演目「ロストカムイ」が娘の大のお気に入りで、「また観たい!」とねだられましたが、時間の都合で今回は見送りに。

ママ(筆者)
ママ(筆者)

「ロストカムイ」は当時4歳だった娘も最後まで見入ったほど完成度の高い舞台で、
親子で文化に触れられる良質な体験。
お子さん連れにも自信をもっておすすめしたいコンテンツです。

アイヌコタンやお土産屋さんをのぞいていたら、あっという間に乗船時間に。
ランチを食べる時間がなくコンビニ調達→船内でピクニックに切り替えました。

遊覧船乗り場でぱしゃり

窓の開く席に座れてラッキーです。
風が気持ちよく、冷房なしでも快適。

広々した船内


途中立ち寄りのあと、滝口を回りながらチュウルイ島へ向かいます。

自然に囲まれた景色

出航後は、湖風が心地よくて窓からの景色が最高
エアコンなしでも涼しいのが阿寒湖クルーズのご褒美です。

子どもたちは最初こそ「すごい!」と外を眺めていましたが、
そのうち昨日買ったぬいぐるみで座敷席あそびにシフト。

パパは渋々ごっこ遊びに参加。
ママはのんびり湖面を眺める時間を満喫できました。

チュウルイ島

途中でチュウルイ島に上陸してマリモ展示観察センターへ。

チュウルイ島入口付近

マリモ展示観察センターでは、マリモの生態の展示が充実。
マリモがどう育つか、球状になる仕組みなどをじっくり学べます。

マリモまみれ

最大30cm級のマリモの展示には大人もびっくり。

巨大マリモ

「ただ丸いだけじゃないんだね〜」と娘がぽつり。
小さな命がゆっくりと形づくられる姿に、子どもたちも興味津々。

マリモ観察展示センターから遊覧船までの帰り道

マリモ展示観察センターでは、マリモの成長の仕組みや生態を学ぶことができました。
10分ほどで見学して船へ戻り、

帰りの船では、阿寒の雄大な自然をゆったりと眺めながら、
湖上の涼しい風に癒やされました。

およそ85分の一周コースをゆったり楽しみ、最後は再び遊覧船発着場へ。

下船後の1枚
ママ(筆者)
ママ(筆者)

船内の座席にはドリンクホルダーや小さなテーブルもついていて、食べそびれたランチをさっと広げられたのがありがたかったです。
大自然の景色を眺めながら、ちょっとしたピクニック気分でお昼を楽しめました。

パパ
パパ

船酔いが心配だったから、念のため酔い止めを飲んでおいたよ。
わが家は大人は“アネロン”、冬の日本海の荒波にも耐えれる最強酔い止め。
子どもは飲みやすい“センパア”がお気に入り。これで家族みんな快適クルーズ!

マリモ展示観察センター 基本情報
施設名 マリモ展示観察センター
所在地 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉 1丁目5-20(チュウルイ島)
電話番号 0154-67-2511
営業期間 4月29日~11月30日(期間中無休)
営業時間 6:30〜18:00(季節により変動)
料金・遊覧船セット 一周コース(約85分・マリモ観覧含む)大人 ¥2,400/子ども ¥1,240
アクセス 車:道東道「足寄IC」から約60 km/湖畔桟橋(まりもの里・幸運の森)より遊覧船乗船
駐車場 なし(遊覧船利用のため湖畔桟橋前駐車場等を利用)
備考 世界で数少ない球状マリモ生息地。湖畔風景・展望デッキあり。
ママ(筆者)
ママ(筆者)

マリモ展示観察センターは冬のあいだはお休みなので、行くなら春〜秋がおすすめ!
遊覧船に乗って行くスタイルだから、出航時間をチェックしておくと安心ですよ♪

町営の味方!白樺の湯トレーニングセンターでさっぱり

クルーズ後は、近くでひと風呂浴びようという話になり、見つけたのが
「白樺の湯トレーニングセンター」
なんと入浴料は大人260円、小学生90円という驚きの価格!

館内はトレーニング施設のような雰囲気で、受付でチケットを購入すると係の方がシャンプーとボディーソープを貸してくれました。
お風呂自体はシンプルですが、湯はしっかり温泉成分が濃く、体に染み渡る感じ。
娘は「熱い〜!」とすぐにギブアップしましたが、私は短時間でも肩まで浸かって温泉パワーをチャージ。上がる頃にはすっきりリフレッシュできました。

ママ(筆者)
ママ(筆者)

露天はないけれど、お湯はかなり成分濃いめで体の芯からぽかぽかになりました。

入浴後キャンピングカーに戻ろうとしたら、駐車場の奥には鹿の群れに子どもたちは大興奮!

パパと一緒にそっと近づいて観察していましたが、すぐそばの草地にはバッタもたくさん。
虫好きの息子は網と虫かごを持って参戦し、夢中で捕まえはじめました。

あまりに楽しそうでエンドレスになりそうだったので、「5匹までね」と約束。なんとか区切りをつけて車に戻りました。

虫とシカに囲まれた、まるで小さな北海道サファリのような時間。
息子にとってはまさに天国でした。(※シカには近づきすぎないよう注意が必要です)

白樺の湯トレーニングセンター横
阿寒湖畔トレーニングセンター 白樺の湯 基本情報
施設名 阿寒湖畔トレーニングセンター 白樺の湯
所在地 北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉5丁目7-1
電話番号 0154-67-2162
営業時間 11:00〜20:00
定休日 月曜・祝日の翌日/1月1日〜3日・12月29日〜31日
入浴料 大人370円(10月1日〜5月31日)/260円(6月1日〜9月30日)
駐車場 約80台(無料)
泉質 ナトリウム・マグネシウム・カルシウム−炭酸水素塩・塩化物泉(中性低張性高温泉)
施設の特徴 源泉かけ流し(温度調整あり)/内湯1つ・露天風呂なし/静かで落ち着いた雰囲気
アメニティ シャンプー・ボディソープなし(持参推奨)
アクセス 阿寒湖バスセンターから徒歩約20分
備考 地域住民にも愛される温泉施設。トレーニング施設併設で、昭和63年開業のレトロな銭湯。
ママ(筆者)
ママ(筆者)

阿寒湖温泉街の少し奥にある、地元の人たちに愛される公共浴場。
華やかな観光向け施設ではありませんが、源泉かけ流しのお湯はとっても濃厚で、体の芯までポカポカ。旅の途中に立ち寄るのにぴったりの温泉です。


夕方は釧路「まつりや」へ。ネタ大きめ、満足度も大きめ

夕方は釧路へ移動して回転寿司「まつりや」
お盆で混雑していたものの、18:30ごろに着席。

ネタがおおきい!!

ネタが大きく新鮮で子どもも食が進む! 逆に量が食べられず、
「あれもこれも」が叶いにくいのが唯一の悩みどころでした(うれしい悲鳴)。

ママ(筆者)
ママ(筆者)

ネタが大きいぶん、いつもより少し早めに満腹になってしまい、全種類制覇できなかったのがちょっぴり心残りでしたが、満足度は100点でした!!


釧東漁港で“おやすみ前のもうひと遊び”——千代ノ浦マリンパーク近くで夜釣り

お寿司を堪能したあとは、恒例の「家族作戦会議」。
「明日はどこ行く?」「釣りしたい!」「博物館も行きたい!」ということで、次の目的地は“釣りができる場所”に決定。

そのまま今夜の寝床「釧東漁港」千代ノ浦マリンパークの近くへ移動しました。
ここは港のすぐそばで、車を停めたまま釣りができる最高のロケーション。

夜9時半、ライトを照らして“夜釣り”スタート。

すでに何組かの先客がいて、あとからもファミリーが続々とやってきました。

そんな中、地元の方が「もう帰るから、あまったエサ使っていいよ」と声をかけてくれました。
ありがたくいただいてお話ししてみると、北海道ではアイナメのことを“アブラコ”って呼ぶんだとか!
「土地によって名前が違うんだね〜!」と、子どもたちと盛り上がりながら、すっかりほっこりした夜でした。

1時間半のあいだに、小さなメバルが2匹、そして娘が立派なメバル(ガヤ)を見事に釣り上げました🎣

大きなメバル

家族で「すごーい!」と盛り上がりながら、夜風に包まれた静かな時間。
子どもたちの満足そうな笑顔を見届けて、この日もぐっすり就寝となりました。

千代ノ浦マリンパーク 釣り場情報
場所 北海道釧路市千代ノ浦1丁目(釧路漁港の東側)
釣り場の特徴 海水が流れる親水広場を中心に、多目的広場・遊具・釣り護岸が整備された釣り公園。
安全対策がされており、子ども連れや女性にもやさしい釣り場です。
釣りができる魚種 チカ、サバ、クロガシラガレイ、カジカ、コマイ、ガヤ、クロソイ、アイナメ(アブラコ)、 カラフトマス、ウサギアイナメ など
釣りのおすすめ 投げ釣りでカレイやコマイ、カジカ狙いが人気。
夏はカラフトマスをルアーフィッシングで狙えます。
夜釣りではロックフィッシュ(ソイ・アブラコ)も楽しめます。
施設・設備 無料駐車場あり(約50台)/ 公衆トイレ完備。
休憩室やバーベキューコーナー(要予約)もあり。
アクセス 釧路駅から車で約15分
注意点 港内は根掛かりしやすいポイントもあります。
釣果は季節や時間帯により変動。
その他 釣り以外でも多目的広場や遊具でのんびり過ごせるため、ファミリーにもおすすめ。
ママ(筆者)
ママ(筆者)

安全に夜釣りを楽しむにはライフジャケット(股ベルト付き)+ヘッドライトが必需品です!


今日の装備MEMO(子連れ快適度が上がったアイテム)

ママ(筆者)
ママ(筆者)

自然の中ではマダニなどの虫対策は忘れずに。

3歳息子
3歳息子

赤ちゃんにはこちらもおすすめです。

パパ
パパ

北海道での熊対策はとても重要です!摩周湖第一展望台駐車場では熊目撃情報があったので、外に出る際には念のために熊撃退スプレーを持っていたよ。


おわりに|今回のハイライトと次回予告

霧が晴れていく摩周湖から始まり、阿寒湖のマリモクルーズで大自然を満喫。
そのあとは町営浴場でゆっくり温泉につかり、夜は寿司を堪能し、釧路の港で家族みんなで夜釣り。
静と動のバランスが絶妙で、子どもたちの“笑顔ゲージ”がフル充電された一日でした。

ママ(筆者)
ママ(筆者)

次回(第⑤章・8/13)は、朝の港で釣り → 博物館見学 → 鹿追町で釣り堀→然別湖へ移動!

パパ
パパ

釣って食べて、遊んで学んで、また釣って!最後は然別湖でエビと魚を追いかける、にぎやかな一日をお届けします♪

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