ラップ式トイレ8機種を比較|ラップポン・サニー・ルーシール・ラップル・クレサナ【200泊ママ】

ラップ式トイレ8機種の比較|ラップポン・サニー・ルーシール・ラップル・クレサナを200泊ママが電源と故障で選ぶ 便利グッズレビュー
※記事内に商品プロモーションを含む場合があります

※2026年9月更新:ラップポン5機種の比較に、アウトドア向けの「ラップポン・サニー」、ドイツ製の「ルーシール」、車載専用の「ラップル」、スイス生まれの「クレサナX1」を加えて、ラップ式トイレ8機種の比較に作り直しました。

紹介しているラップポンPF-1は、わが家が自費で買ってキャンピングカー旅で200泊以上使っているものです。
それ以外の7機種は使っていません。メーカー公式サイトと公式ショップの情報(2026年9月9日確認)をもとに書いています。価格はすべて税込です。

ママ(筆者)
ママ(筆者)

元・キャンピングカー反対派のクラゲママです。家族4人で車中泊200泊以上。トイレの不安が消えたことで、行ける場所が一気に広がりました。

― ラップポンとルーシール、結局どっちがいいの?
― 電動は便利そうだけど、壊れたら?
― 1回いくらかかるのか、正直に知りたい

ラップ式トイレは「使うたびに1回分ずつフィルムで密封する」タイプのポータブルトイレです。
水も薬剤もいらず、匂いが漏れないのが最大の特長で、災害備蓄から介護、車中泊まで幅広く使われています。

ここ2年で、ラップポン以外の選択肢が一気に増えました。
この記事では、8機種を「本体価格・電源・重さ・1回あたりの費用」で横並びにして、200泊使ってきた立場で選び方をはっきりさせます。

先に結論|車中泊なら「サニー・ルーシール・PF-1」の3択です

車中泊・アウトドアで選ぶなら、自動なら「ラップポン・サニー」か「ルーシール」、手動なら「PF-1」。介護用の3機種と災害用トレッカーは、家族の車旅には別の土俵です。

  • 手動で電源いらず・いちばん安い → ラップポンPF-1(53,900円・5kg)。わが家の200泊はこれ
  • 自動で、車の12Vでも家のコンセントでも動く → ラップポン・サニー(132,000円・7kg)
  • 自動で、バッテリー内蔵だからコードなしで使える → ルーシール(118,800円・7.7kg)
  • 車に固定して使う前提 → ラップル(176,000円・12V専用)/クレサナX1(198,000円・11kg)
  • 介護で毎日使う → プリート2/ブリオ2/オーブ2(99,880円〜178,200円)
ママ(筆者)
ママ(筆者)

わが家はいま手動のPF-1です。次に買うなら全自動のサニーかルーシールに惹かれています。ただ「故障が怖い」という本音も、後半で正直に書きますね。

ラップ式トイレ8機種の比較表|価格・電源・重さ・1回の費用

機種方式本体価格(税込)電源重さ1回の費用(純正消耗品)
ラップポン PF-1手動53,900円不要5kg約150円(わが家は市販品で約25円)
ラップポン・サニー自動132,000円AC100V/DC12V(車用ケーブル)7kg約81円(フィルム1,320円+凝固剤1,100円÷30回)
ルーシール自動118,800円内蔵バッテリー(1充電で70〜100回・12V充電)7.7kg110円(フィルム2,310円+吸収剤990円÷30回)
ラップル TYPE-A自動176,000円DC12V専用(75W・別売ACアダプター可)約8kg公式に単価表示なし(60回分カセット付属)
クレサナ X1自動198,000円DC11〜28V/AC100V(150W)約11kg平均83円(最小60円・公式値)
ラップポン・オーブ2自動99,880円〜AC100V―介護用(純正消耗品)
ラップポン・ブリオ2自動125,070円〜AC100V―介護用(純正消耗品)
ラップポン・プリート2自動156,200円〜AC100V―介護用(純正消耗品)
ラップポン・トレッカーWT-4自動189,200円〜AC/DC12kg災害・業務用(フィルム1巻50回)

※価格は2026年9月9日時点の各社公式サイト・公式ショップの表示です。改定される場合があるので、購入前に必ず販売ページで確認してください。
※1回の費用は「純正フィルム+凝固剤(吸収剤)の定価÷回数」で計算した目安で、送料は含みません。

表の読み方|違いは「電源」と「置き方」に出る

本体価格だけ見ると、PF-1が5万円台で飛び抜けて安く、あとは10万〜20万円に固まっています。

ただ、自動の5機種は「どこから電気をとるか」と「持ち運ぶか固定するか」がまったく違います。
ここを見ないで価格だけで選ぶと、車に載せてから「コンセントがない」「重くて動かせない」となります。

1回あたりの費用で比べる|純正で81〜150円、市販品なら25円

ラップ式トイレは、本体より消耗品(フィルムと凝固剤)の方が長い付き合いになります。
公式の消耗品価格を回数で割ると、次のようになりました。

機種フィルム凝固剤・吸収剤1回あたり
ラップポン・サニー30回分 1,320円30袋 1,100円約81円
クレサナ X11本で平均41回(最大56回)1kg袋平均83円(公式値・S/M/L平均)
ルーシール30回分 2,310円30回分 990円110円
ラップポン PF-1純正フィルム+凝固剤約150円(わが家の実費は市販品で約25円)

わが家がPF-1で1回25円まで下げている方法は、ラップポンのランニングコストと節約術に写真つきで書いています。

ただし正直に書くと、自動機で市販品が使えるかは機種ごとに違います。
ルーシールとクレサナは専用フィルムが前提なので、上の単価がそのまま毎回の費用だと思ってください。

パパ
パパ

うちは毎回は使わないから、1回100円の差でも年に1万円もいかない。本体の差額の方がずっと大きいね。

ママ(筆者)
ママ(筆者)

そう。だから消耗品の差より「電源と故障」で選ぶのが、わが家の結論です。

電源で選ぶ|電源なし・内蔵バッテリー・12V直結・AC/DC両用

電源なし|ラップポン PF-1

手動なので電気がまったくいりません。
ポータブル電源の残量を気にしなくていいのは、真冬にFFヒーターと電気毛布を回している夜に効きます。

そのかわり、使い終わったあとにレバーを回して袋を密封する操作が必要です。
大人には何でもない動作ですが、子どもには少し難しいというのが、200泊使ってきての実感です。

内蔵バッテリー|ルーシール

ドイツ生まれで、日本ではナッツRVが扱っています。わが家のクレアを買った販売店で買えるので、正直いちばん気になっている1台です。

公式値では1回の充電で70〜100回使え、充電は12Vから。
コードをつながずに使えるので、車内の置き場所を選ばないのが強みです。重さは7.7kg。

気をつけたいのは、フィルムが自然に分解される「生分解性」の素材だという点です。
環境には優しいぶん、開封後の保管期間には注意が要ります(保管条件は購入時に販売店で確認してください)。

公式販売ページ:ナッツRV公式オンラインSHOP「Loo Seal ルーシール」(118,800円・フィルム30回分×2と吸収剤30回分×2が付属)

AC/DC両用|ラップポン・サニー

ラップポンの本家・日本セイフティーが2024年12月に出した、キャンプ・車中泊向けの自動モデルです。

ACアダプターに加えてDC12Vの車用ケーブル(5m)に対応しているので、シガーソケットからも動かせます。
重さ7kg、消費電力60W、専用バッグ付き。介護用の3機種と違って、持ち運ぶ前提の作りです。

公式製品ページ:ラップポン・サニー(日本セイフティー)(132,000円・消耗品60回分付き)

12V直結・固定前提|ラップル/クレサナX1

ラップルは、ラップポンのフィルム圧着技術を使って「車載専用」に作り直したモデルです。
DC12V専用(75W)で、シガーソケットから直結。60回分のフィルムカセットと凝固剤が付属します。

クレサナX1は、スイス生まれの自動フィルムパック式で、DC11〜28VでもAC100Vでも動きます。
約11kgと重いので、マルチルームに据え置く前提の1台です。1回の費用は公式値で平均83円。

どちらも「キャンピングカーに固定して毎回使う」人向けで、テント泊や家の備蓄に持ち出す用途には向きません。

公式ページ:ラップル TYPE-A(キャンピングカーパーツセンター)/クレサナX1(日本総代理店トイファクトリー)

AC100Vのみ|介護用の3機種と災害用トレッカー

プリート2(156,200円〜)・ブリオ2(125,070円〜)・オーブ2(99,880円〜)は、施設や在宅介護で毎日使うための電動モデルです。
処理時間60秒、使用回数の表示、日本語の音声案内、大型リモコンと、介助する側の使いやすさを突き詰めています。

トレッカーWT-4(189,200円〜)は避難所や企業の備蓄向けで、12kgのアルミ製。
どちらも家族の車旅に載せるには、電源と重さの面で過剰だと思います。

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200泊使ったPF-1の実力と限界|手動だからこその安心と、手動ゆえの手間

キャンピングカーのマルチルームに常設したラップポンPF-1
わが家のPF-1。キャブコンのマルチルームに常設しています

ここからは、実際に使っている1台の話です。

  • 電源不要=ポータブル電源の残量を気にせず使える
  • 椅子部分が樹脂で水洗いできる=子どもが使っても清潔を保てる
  • 折りたたみ式・5kg=バンコン時代は使うときだけ出していた
  • 壊れる部品がほぼない=200泊で本体のトラブルはゼロ(失敗したのは匂い対策の方でした)

キャブコンに乗り換えてからはマルチルームに常設。
夜中でも雨でも、子どもの「トイレ!」に慌てなくていい。この安心感が、わが家にとっては価格以上の価値でした。

限界もはっきりしています。
密封のレバー操作は子どもには難しく、結局「終わったら呼んでね」と親が仕上げることになります。夜中だと、これがなかなか大変です。

▶ デメリットまで含めた本音:ラップポンPF-1のデメリット3つ|200泊使った本音レビュー

子連れ家庭こそ「自動」に価値がある|でも故障が怖い

自動なら、子どもが自分ひとりで完結できる

自動タイプなら、ボタンを押すだけで密封まで終わります。
つまり子どもが自分ひとりで最後まで完結できる。親を呼ばずに済む=子どもの自立にもつながるし、親の夜間対応も減ります。

前の版では「最上位のプリート2を検討中」と書きましたが、サニーとルーシールが出そろった今は、車旅ならこの2つが本命だと思っています。介護用より軽く、12Vで動き、価格も12〜13万円台だからです。

正直な不安|電動は「壊れたらどうする」が付いてくる

ここが、わが家がまだ買い替えていない理由です。

手動のPF-1は、壊れる部品がほとんどありません。
電動はヒーターとモーターで密封するので、旅先で動かなくなったら、その日からトイレが使えません。

だから自動機を選ぶときは、価格と同じくらい「保証期間」「修理の窓口が日本にあるか」「消耗品がすぐ買えるか」を見るようにしています。

機種作っている・扱っている会社壊れたときの窓口消耗品の買いやすさ
ラップポン・サニー日本セイフティー(国内メーカー)国内メーカー直(保証は購入時に要確認)公式ショップ・キャンピングカー販売店・通販
ルーシールドイツ製・国内はナッツRV買った販売店(ナッツRV各店・オンライン)ナッツRV公式ショップ(フィルム2,310円/吸収剤990円)
ラップル環境クラウドサービス(ラップポンの技術を車載向けに改良)キャンピングカーパーツセンター同店
クレサナ X1スイス製・国内総代理店トイファクトリートイファクトリー公式通販(送料は地域別)

※保証の年数や修理の流れは各社で違い、公式ページに明記されていない機種もありました。購入前に販売店で必ず確認してください。

パパ
パパ

電動を買っても、PF-1は手放さずに予備で積んでおけばいいんじゃない?

ママ(筆者)
ママ(筆者)

それが現実的。5kgで折りたためるから、予備にはちょうどいいんですよね。

わが家が次に買うなら|200泊ママの判断

結論から書くと、候補はサニーかルーシールの2つで、全自動の魅力に傾いています。

決め手になりそうな違いは、電源です。
サニーは12Vケーブルで車から電気をとる。ルーシールはバッテリーを内蔵していて、充電さえしておけばコードなしで使える。

どちらにするかは、まだ決めきれていません。
マルチルームに常設してコードを引きたくないならルーシール、車の12Vで確実に動かしたいならサニー、という見方をしています。ルーシールはクレアの販売店で買えて相談しやすいのも大きいです。

それでも「故障が怖い」の一言が、まだ財布を止めています。
買うなら、PF-1を予備として車に残したまま自動機を足す形が、いちばん安心だと思っています。

  • 手動(PF-1)が向く人:使うのは主に大人/電源を使いたくない/軽さと携帯性を優先/壊れる不安をゼロにしたい
  • 自動(サニー・ルーシール)が向く人:子どもが自分で使う/夜間の親の負担を減らしたい/12Vか充電で運用できる
  • 固定型(ラップル・クレサナ)が向く人:キャンピングカーに据え置きで毎回使う/持ち出す予定がない

本体と同じくらい大事な「消臭袋」

最後にもう1つ。どの機種を選んでも、処理後の袋を保管する場所と匂い対策は別問題です。わが家は一度、車内に匂いがこもって失敗しました。

今は臭いブロック袋に入れてから保管しています。これに変えてから匂いの悩みはほぼ消えました。

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マルチルームの突っ張り棚に、消臭袋やゴミ袋をストックしています
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まとめ|ラップ式トイレは「電源」と「壊れたとき」で選ぶ

  • 車中泊・アウトドアの本命はサニー(自動・AC/DC)/ルーシール(自動・バッテリー内蔵)/PF-1(手動・電源不要)の3つ
  • 1回の費用は純正で81〜150円。差は年1万円程度なので、本体の差額と電源の方が重要
  • ラップル・クレサナは車に固定して毎回使う人向け。介護用3機種とトレッカーは別の土俵
  • 自動機は保証・修理窓口・消耗品の買いやすさを価格と同じ重さで見る
  • 本体だけでなく消臭袋までセットで考えると失敗しない

トイレの不安が消えると、行ける場所と時間帯が本当に広がります。わが家では「買ってよかった装備」の上位に入っています。

ラップ式トイレの比較|よくある質問

Q
ルーシールとラップポン・サニーはどちらが車中泊向きですか?
A

電源の取り方で決まります。ルーシールはバッテリー内蔵で1回の充電で70〜100回使えるのでコードなしで置けます。サニーはAC100VとDC12Vの両方に対応し、車のシガーソケットから動かせます。価格はルーシール118,800円、サニー132,000円(2026年9月9日時点・公式表示)です。

Q
ラップ式トイレの1回あたりの費用はいくらですか?
A

純正の消耗品で計算すると、サニー約81円、クレサナX1平均83円、ルーシール110円、PF-1約150円です。PF-1は市販の袋と凝固剤が使えるので、わが家は1回約25円で運用しています。

Q
電動のラップ式トイレは故障が心配です。どう選べばいいですか?
A

保証期間、修理の窓口が日本にあるか、消耗品がすぐ買えるか、の3つを価格と同じ重さで確認してください。国内メーカーのサニー、ナッツRVが扱うルーシール、総代理店のあるクレサナはいずれも国内に窓口があります。手動のPF-1を予備として残しておくと、旅先で動かなくなっても困りません。

Q
介護用のプリート2やブリオ2は車中泊に使えますか?
A

使えますが、電源がAC100Vのみなのでポータブル電源かインバーターが前提になり、持ち運ぶ設計でもありません。車中泊が主な用途なら、12V対応のサニーかバッテリー内蔵のルーシールの方が向いています。

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