紹介しているラップポンPF-1は我が家が自費購入し、キャンピングカー旅で200泊以上使っているものです。それ以外の機種はメーカー公式サイトの情報(2026年8月確認)をもとに紹介しています。価格はすべて税込・公式表示の参考価格です。

元・キャンピングカー反対派のクラゲママです。家族4人で車中泊200泊以上。トイレの不安が消えたことで、行ける場所が一気に広がりました。
ラップポンは「使うたびに1回分ずつ熱圧着で密封する」タイプのポータブルトイレです。水も薬剤もいらず、匂いが漏れないのが最大の特長で、災害備蓄から介護、車中泊まで幅広く使われています。
ただ、いざ買おうとすると10万円台の高級モデルから数万円の手動タイプまで価格差が大きく、どれを選べばいいか分かりません。この記事では最上位モデルから順に5機種を紹介して、価格差の理由と選び方をはっきりさせます。
先に結論|価格差は「自動か手動か」でほぼ決まります
- 10万円超の電動3機種(プリート2・ブリオ2・オーブ2)=介護用。ボタン1つで自動処理・毎日使う人向け
- トレッカーWT-4=災害・業務用。避難所やBCP対策向けの本格モデル
- PF-1=手動・アウトドア向け。電源不要で折りたためる。車中泊ならこれで十分

今はPF-1(手動)を使っていますが、実は最上位のプリート2への買い替えを検討中です。理由は後半で詳しく書きます。「子連れだからこそ自動が効く」という、介護とは別の理由があります。
① ラップポン・プリート2|最上位モデル(156,200円〜)
介護シリーズのハイエンドモデル。2026年1月発売の新型です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 参考価格(税込) | 普通便座 156,200円/やわらか便座 161,700円/暖房便座 178,200円 |
| カラー | ベージュ・ダークブラウン・ピンクの3色 |
| 方式 | 電動(自動ラップ) |
| 主な用途 | 施設・在宅介護 |
最上位らしく色を3色から選べるのが特徴で、部屋の雰囲気に合わせられます。暖房便座まで選ぶと約18万円と、ポータブルトイレとしてはかなりの価格帯です。
新型3機種に共通する進化として、処理時間が90秒→60秒に短縮、使用回数の表示機能、日本語の音声案内、大型液晶リモコンが搭載されました。介助する側の使いやすさを突き詰めたモデルです。
② ラップポン・ブリオ2|中位モデル(125,070円〜)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 参考価格(税込) | 普通便座 125,070円/やわらか便座 130,570円/暖房便座 147,070円 |
| カラー | ベージュ |
| 特徴 | コンパクトでベッドサイドに置きやすい介護用のベーシックモデル |
| 方式 | 電動(自動ラップ) |
公式では「介護用ラップポンのベーシックモデル」という位置づけ。跳ね上げ式でベッドからの移乗がスムーズ、キャスター付きで移動がラクという、介護の現場目線の設計です。
③ ラップポン・オーブ2|入門モデル(99,880円〜)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 参考価格(税込) | 普通便座 99,880円/やわらか便座 105,380円/暖房便座 121,880円 |
| カラー | ダークブラウン |
| 特徴 | 樹脂製。曲線的で柔らかな印象のデザインが部屋になじむ |
| 方式 | 電動(自動ラップ) |
電動タイプではいちばん手が届きやすい価格。それでも10万円近くしますが、毎日介護で使うなら自動処理の価値は大きいはずです。

この3機種はもともと「介護で毎日使う人のための道具」です。ただ、我が家は子連れならではの別の理由で電動タイプが気になっています(後半で詳しく書きます)。
④ ラップポン・トレッカーWT-4(S)|災害・業務用
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サイズ | 使用時 幅390×奥行460×高さ400mm/収納時 高さ270mm |
| 重量 | 12kg |
| 材質 | 本体・脚=アルミニウム合金、便座=PP |
| フィルム | 1巻で50回分 |
| 価格 | 公式サイトに記載なし(見積依頼) |
多くの災害現場の経験から生まれた災害用トイレの決定版という位置づけ。工具不要で組み立てられ、折りたたんで収納できます。
想定用途は避難所・企業のBCP対策・緊急車両・感染症の隔離病棟など、かなり本格的。公式にはキャンピングカー用途も挙げられていますが、12kgという重さを考えると、家族の車旅にはややオーバースペックかもしれません。
⑤ ラップポン PF-1|我が家が200泊使っている手動モデル

ここからは実際に使っているモデルです。手動式なので電源が一切いりません。総重量5kgで専用トートバッグ付き、折りたたんで持ち運べます。
- 電源不要=ポータブル電源の残量を気にせず使える
- 椅子部分がポリプロピレン樹脂で水洗いできる=子どもが使っても清潔を保てる
- 折りたたみ式でコンパクト収納
- 防災用品店・キャンピングカー販売店など買える場所が多い
バンコン時代は使うときだけ出していましたが、キャブコンに乗り換えてからはマルチルームに常設。夜中でも雨でも、子どもの「トイレ!」に慌てなくていい——この安心感が、我が家にとっては価格以上の価値でした。
▶ デメリットも含めた詳細:ラップポンPF-1のデメリット3つ|200泊使った本音レビュー
▶ 維持費が気になる方へ:ラップポンのランニングコストは高い?200泊使ったわが家の実費と節約術
5機種を並べて比較
| 機種 | 方式 | 参考価格(税込) | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| プリート2 | 電動 | 156,200円〜 | 施設・在宅介護のハイエンド志向 |
| ブリオ2 | 電動 | 125,070円〜 | ベッドサイドで毎日使う介護 |
| オーブ2 | 電動 | 99,880円〜 | 電動を試したい・費用を抑えたい介護 |
| トレッカーWT-4 | 電動 | 見積 | 避難所・企業のBCP・自治体 |
| PF-1 | 手動 | 販売店により変動 | 車中泊・アウトドア・家庭の備蓄 |
※価格は2026年8月時点の公式表示です。改定される場合があるため、購入前に各販売ページでご確認ください。販売店によっては公式の参考価格より安く出ていることもあるので、各機種のボタンから最新価格を見比べてみてください。
子連れ家庭こそ「自動」に価値がある|我が家がプリート2を検討している理由
ここまで「介護用の電動モデルは車中泊には過剰」と書いてきましたが、PF-1を200泊使ってきて考えが変わった点があります。※電動モデルは我が家では未使用で、以下は手動機を使ってきた立場からの見立てです。
手動のPF-1は、使用後にレバーを回して袋を密封する操作が必要です。大人には何でもない動作ですが、子どもには少し難しい。結局「終わったら呼んでね」と親が仕上げをすることになります。夜中だと、これがなかなか大変です。

自動タイプなら、ボタンを押すだけで密封まで終わります。つまり子どもが自分ひとりで最後まで完結できる。これは介護用として売られているけれど、子育て家庭にとっても大きな価値だと気づきました。
特に上の子が「自分でやりたい」年齢になると、この差は大きいです。親を呼ばずに済む=子どもの自立にもつながるし、親の夜間対応も減る。だから我が家は今、最上位のプリート2への買い替えを検討中です。
とはいえ約15万円〜18万円という価格と、電源が必要になる点(車内ではポータブル電源が前提)は、正直ハードルです。ここを許容できるかどうかが判断の分かれ目だと思っています。
- 手動(PF-1)が向く人:使うのは主に大人/電源を使いたくない/軽さと携帯性を優先
- 自動(電動)が向く人:子どもが自分で使う/夜間の親の負担を減らしたい/将来の介護も視野に
本体と同じくらい大事な「消臭袋」
最後にもう1つ。どの機種を選んでも、処理後の袋を保管する場所と匂い対策は別問題です。我が家は一度、車内に匂いがこもって失敗しました。
今は臭いブロック袋に入れてから保管しています。これに変えてから匂いの悩みはほぼ消えました。

まとめ
- 価格差の正体は「電動(自動処理)か手動か」
- 介護で毎日→プリート2/ブリオ2/オーブ2(10万〜18万円)
- 避難所・企業のBCP→トレッカーWT-4
- 車中泊・アウトドア・家庭の備蓄→PF-1(電源不要・水洗い可)/子どもが自分で使うなら自動タイプも有力
- 本体だけでなく消臭袋までセットで考えると失敗しない
トイレの不安が消えると、行ける場所と時間帯が本当に広がります。我が家では「買ってよかった装備」の上位に入っています。



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