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5/5朝|玉若酢命神社で樹齢2000年「八百杉」に朝のご挨拶

今日は昨日とは打って変わって、雲一つない気持ちの良い朝です。
しおりを横目に、西ノ島行きのフェリーに乗ることだけを決め、家族の気分と空模様で行き先を決めていくのが、わが家のスタイル。
朝6時半に起床。
鳥の声だけが聞こえる。
「世界ってこんなに静かなんだ」と、久々に実感するような朝でした。

今日は西ノ島行きのフェリーに乗る予定なので、フェリーターミナルへ向かう道中で、
玉若酢命神社(たまわかすみことじんじゃ)に立ち寄りました。
朝の7時前。
3歳息子は今日も早起き。
神社の前では、妖怪がお出迎え。


びわぼくぼくって優しいの???
妖怪好きの息子は、興味津々。しばらく眺めた後、やっと前に進みます。🤣

そこには静かに大きくたたずむ鳥居。
鳥居の前で、ぺこりとお辞儀をして先に進みます。

朝早かったので、境内には誰もおらず。
冷たい水で、目が覚めます。

境内の中は、神聖な空気が。

新鮮な空気とひんやりとした朝の光のなか、樹齢約2000年と言われる八百杉(やおすぎ)がどんと立っていました。
前日に見た「乳房杉(800年)」よりさらに古い、隠岐の三大杉の最後の一本です。

頭上注意の看板が。
私が説明をゆっくり読んでいると、「ごしんぼくって何〜?」と息子。
御神木という言葉に、ピンとこなくて当然。
「御神木とはね」と、私なりの言葉でゆっくり説明。
昔からずっと、何百年も同じ場所に立ち続けている木のこと。
そこにはね、神様が宿っているって言われているんだよ、と。
「神様がいるの?」と、息子が少し考えた顔をして。
完全にわかったわけじゃないと思うけど、巨木を見上げたまま、しばらく黙っていました。

お賽銭を入れたあと、神様はどこにいるのかと目をキョロキョロさせていた息子。
「かみさまどこ?」と。

「あれ、ワラ?」
見上げた息子が、真っ先に言ったのがこれ。笑
去年のお遊戯会で『三匹の子豚』に出てきてから、藁を見るたびに必ず聞いてくるんです。
神社の大しめ縄も、息子の目には「お遊戯会のあれ」に見えたみたいです。
かわいいなあと思いながら、「そうだよ、ワラだよ」と答えます。

砂利を踏む音だけが響いて、自然と息子も静かになっていきます。

八百杉は、どこから見ても立派な佇まい。
幹の太さが、時間の長さをそのまま語っているみたいで。
何百年も、ここで人々の祈りを見てきたんだと思うと、なんだか言葉が出ません。

お参りを終えたら、息子はまた一人でさっさと先を歩いていきます。
お腹が空いている様子。笑

朝の光、ひんやりした空気、誰もいない境内。
「早起きしてよかったね」と言いながら、次の目的地へ向かいます。
玉若酢命神社 基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 島根県隠岐郡隠岐の島町下西701 |
| 御祭神 | 玉若酢命(たまわかすのみこと) |
| 境内 | 本殿は隠岐造(重要文化財)/樹齢約2000年「八百杉」(国指定天然記念物) |
| 駐車場 | 無料・10台ほど |
| 料金 | 境内自由 |
▶わが家の歩き方メモ
- 早朝の参拝はおすすめ。朝の光×霊木はかなり特別感がある
- 八百杉だけ見て立ち去る人が多いけど、本殿(重要文化財)もぜひ
- 三大杉コンプリート(かぶら杉+乳房杉+八百杉)は1日で回れる距離感
8:30発のフェリーで島前・西ノ島の別府港へ|快晴の日本海
神社参拝を済ませて、8時前にフェリーターミナルに到着。

青空の下の大きなフェリーを見て子どもたちの眠気も吹き飛びます。

8時半の島前行きフェリーに乗るために手続きを急ぎました。

ここにもゲゲゲの鬼太郎像が!
いろんな場所で妖怪に会えて、子どもたちは大喜び。
トイレだけ済ませて、お土産はあと回し(島後(どうご)には最終日にまた戻る予定だったので、ここで買わなくてOK)。

子どもたちは、お土産に興味津々でしたが、
フェリーの出航時間も迫っていたので乗り場まで急ぎます。

運転担当のパパは先に車で乗船し、
私と子どもたちはターミナルから直接乗船。

9時に出航。

船内には、水木しげる先生と鬼太郎親子がお出迎え。
子どもたちも嬉しそう。

今回乗ったのは「フェリーしらしま」

船内には小さなゲームコーナーもありました。

今日はお天気も良く、気持ちのいい船上。
子どもたちも自然と笑顔が増えます。

今回は風もないので、酔わずに快適な船旅です。(とはいえ皆、酔い止めはしっかり飲みました。笑)
気持ちの良い風を受けながら、どんどん船は進みます。

西ノ島が見えてきました。

海の色もとっても綺麗!!
隠岐の島の海は沖縄と同じくらいの透明度だそうです。
「綺麗な海だね〜」と終始感動しながら眺めていました。

上陸の案内放送が船内に響き、
わが家はキャンピングカーに向かい上陸の準備をします。


10時すぎに西ノ島の別府港に到着。
下船してすぐ、別府港第2ターミナルに向かい、
夜に泊まる予定の耳浦(みみうら)キャンプ場の受付を済ませます。

ここでキャンプ場の利用方法などの説明をしてくれました。
車乗り入れ禁止で荷物を運ぶ時のみ車横付け可能、
ゴミは専用のゴミ袋をここで購入し、キャンプで出たゴミはその袋に入れて受付まで持ち帰る、
という仕組みです。

キャンピングカー旅ではいつもゴミの処理に困るので、これはとてもありがたい仕組みでした。

ここではレンタルサイクルの受付など、いろんな受付ができるみたいで私たちが行ったタイミングでは少し混み合っていました。
その後、本日のメインスポットへ向かいます。
海鮮のお昼ごはん|にしわき鮮魚店でヒラマサ刺身と岩牡蠣、貝殻のおみやげ
摩天崖に向かう途中で、せっかくなのでお魚のお昼ごはんを食べていこうということに。
立ち寄ったのは、別府港から摩天崖に向かう途中にある「にしわき鮮魚店」。

鮮魚店併設のお食事処で、刺身定食・お刺身定食(ヒラマサ)・アワビの炊き込みご飯・岩牡蠣の生&焼きを注文しました。

ヒラマサのお刺身は、噛むほどに甘みがあって最高。
岩牡蠣は本当に大ぶりで、口いっぱいに海の旨みが広がりました。

岩牡蠣を「おいしい」と食べる娘を見て、幸せ。

私の牡蠣までほとんど食べられたけど笑顔が見れたので良しとしました。


お店には「貝殻はご自由にどうぞ」のコーナーがあって、娘はサザエ、息子は大きなアワビと小さなホタテのような貝殻をゲット。
お会計のときには、おばあちゃんが「持って帰ってね」とおせんべいやどら焼きまでくれて、心がじーんとなる温かさでした。
にしわき鮮魚店 基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 店名 | にしわき鮮魚店 |
| 所在地 | 島根県隠岐郡西ノ島町浦郷67付近(〒684-0211) |
| 営業 | 鮮魚店併設のお食事処(時期・営業時間は事前に要確認) |
| おすすめ | ヒラマサ刺身定食/アワビ炊き込みご飯/岩牡蠣(生&焼き) |
| 子連れポイント | 「貝殻ご自由に」コーナーあり/温かい接客でお菓子のおまけも |
摩天崖(まてんがい)|放牧の牛と馬、海を見下ろす257mの断崖
お腹がいっぱいになったあとは、本日のハイライト摩天崖(まてんがい)へ。
道中にも、綺麗な景色がたくさんあります。


細い山道をどんどん進んでいきます。
ここは一歩通行ではありません。
私はドキドキしながら、ただただパパの運転を見守ります。笑

子どもたちは、
「すごい道だね〜」「きれいな景色だね〜」
と大人のドキドキはお構いなし。

道をどんどん進んでいくと、山の上のほうに無料駐車場がありました。
大人は声を揃えて「おーーー!やっと着いたー!!」笑

車から降りて、辺りを見渡すと
駐車場からでも、すでに美しい景色。
ここから歩いて景色を見に行きます。
駐車場〜ゲート〜放牧地への入り方
駐車場から少し歩いた先に牛・馬の脱走防止ゲートがあって、ここを開けて中に入るスタイル。

閉め忘れると牛さんが出てしまうので、しっかりカチッと閉めてから進みます。
中に入ると、すぐに牛さんがたくさん。

みんな草を食べていたり、座ってのんびりしていたりして、見ているだけで癒されます。
子どもたちも大興奮、でもちょっとドキドキ。


3歳の息子が歩いていると、座っていた牛が急に立ち上がってこちらに向かってきて…慌てて息子を抱っこしてその場を離れました。
野生に近い形で放牧されているので、近づきすぎないのは大事です。
摩天崖の頂上|日本を代表する大絶景

しばらく歩くと、いよいよ摩天崖の頂上へ。

標高257mの断崖から見下ろす海と海岸線は、写真や文章だと伝わりにくいほどの広さと迫力。
「自然がここまでつくり込んだ景色って、本当に綺麗だね!!」と、家族全員で息を飲みました。

「日本にもまだまだこんなに美しい景色があるんだなぁ」って、感動だったよ。
緑と青のコントラストが本当にすごい。
摩天崖から下に降りると…馬さんたちの放牧地
景色を楽しんだあと、下の方には今度は馬が放牧されていました。
結構な下り坂道の長い道のりだったけど、
子供たちが「どうしてもいきたい!最後まで歩くから」ということで、先に進みます。

子どもたちは「全然平気〜」と言いながらどんどん進んでいきます。
しばらくするとお馬さんたちが近くに。

みんなのんびり草を食べていて、近づきすぎないように離れた場所から観察。

子どもたちはずーっと見入っていました。
しばらくすると、馬たちはもっと下の遠くの場所まで歩いていきました。
自由な姿になんだか嬉しい気分に。

帰り道もすごい急な上り坂で、
最初は調子良く走り回ってた子どもたちも、
途中からちょっと疲れた様子。

最後はグリコをしながら、なんとか最後まで歩ききりました。
絶対無理だろうな〜と思っていた私たちは、子どもの成長に驚き!
日々成長をしているんだなあと、旅をしているとふと感じることが多いです。

摩天崖の反対側には国賀海岸が見えます。
景色を楽しみながら、駐車場に帰りました。

摩天崖 基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 島根県隠岐郡西ノ島町大字浦郷 |
| 標高 | 約257m(断崖の高さは日本有数) |
| 駐車場 | 無料 |
| 遊歩道 | 駐車場から頂上展望地まで徒歩約15〜20分 |
| 注意 | 放牧地内(牛・馬と共存)/柵には近づかない/ゲートは必ず閉める |
| 料金 | 無料 |
▶わが家の歩き方メモ
- 動物には絶対に手を出さない。半野生に近い状態なので、不用意に近づくと危険
- ゲートの開け閉めは1人が責任を持って。カチッと閉まる音まで確認
- 風が強い日は子どもとしっかり手をつないで。断崖の縁には近づかない
- 足元はスニーカー必須。サンダルは不向き
通天橋(つうてんきょう)|国賀海岸から眺める海の架け橋、子どもの遊び場にもなった
摩天崖をあとにして、今度は別の駐車場へ。
車で少し移動して、国賀海岸(国賀浜)まで来ました。
ここから、海に大きくせり出した岩の架け橋・通天橋(つうてんきょう)を、少し離れた場所から眺めます。

岩のアーチが海につながった独特の地形で、隠岐ジオパーク・国賀海岸の代表的なスポットです。


展望台にあった枝の杖を娘と息子が拾い、
しばらく「魔法使いごっこ」「恐竜ごっこ」が始まりました。
大人たちは下まで降りて景色を見たかったけれど、子どもたちは遊びに夢中。

絶景なのに、子どもにとっては「ちょうどいい遊び場」になっていて、
ひらすら魔法使いや恐竜ごっこ。
結局遠くから景色を眺めて終わりました。笑
国賀海岸(国賀浜・通天橋)基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 駐車場 | 国賀海岸(国賀浜)の無料駐車場(〒684-0211 島根県隠岐郡西ノ島町浦郷) |
| 見どころ | 通天橋(海にせり出す岩の架け橋)/国賀海岸の奇岩と日本海の絶景 |
| 料金 | 無料 |
| 注意 | 海沿いで風が強い/磯場は滑りやすいのでスニーカー推奨 |
| 子連れポイント | 落ちていた枝で“魔法使いごっこ”が始まるほど、のびのび過ごせる |
旅館みつけ島荘の家族風呂|お風呂だけ利用で大満足
キャンプ場に向かう前に少し早めの、お風呂タイム。

事前に問い合わせていた「旅館みつけ島荘」に向かいました。
受付で「お風呂だけ利用したくて」と伝えると、
「女湯を貸切の家族風呂として使っていいですよ」と、なんとも気前のいい対応。
家族4人で大きなお風呂をのびのびと使わせていただきました。

キャンピングカー旅でお風呂は事前リサーチ必須。
島では銭湯が少ないので、立ち寄り湯対応の旅館を事前に当たっておくと安心です。
※利用前に必ず電話で問い合わせを。
耳浦(みみうら)キャンプ場|海岸沿いの絶景キャンプと、自分たちで釣った魚のディナー
お風呂のあとは、いよいよこの日のキャンプ地・耳浦キャンプ場へ。
隠岐の島にはコンビニがひとつもなく、買い物ができるスーパーも少なめです。

スーパー「まつのや」は、西ノ島では最大級のスーパー。
ここでしっかり、食料や飲み物を買っていきます。
買い物を終えて、キャンプ場へ向かいます。

夕方、耳浦キャンプ場に到着。
海岸沿いだけあって、日暮になるとかなり風が強く、寒い。

GW中とはいえ、上着は必須でした。

キャンピングカーをサイト内に乗り入れできなかったので、
荷物の積み下ろしだけ車を横付けして、車は駐車場へ移動。
コンロ・机・椅子・ランタン・シートを広げて、夜ごはんの準備を始めました。
前日に釣ったカサゴ&ベラ&石鯛を、煮付け&唐揚げに
夜ごはんは、前日に布施の松島で釣ったカサゴ・ベラ・石鯛を、煮付けと唐揚げに。

まずは、唐揚げ用にカサゴに片栗粉を塗します。
皿からはみ出るほど大きな魚たち。

油の「パチパチ」はねる音に、みんな大興奮です。

思っていたより油が跳ねて、みんなプチパニック!!
パパはそれでも負けずに、割り箸で魚をひっくり返します。

ママはちゃんと火が通っているか、味見役。
美味しくあがっていたので、子どもたちも一緒にパクパク。

普段魚はあまり進んんで食べない子どもたちも、
自分で釣った魚たちだから、すごいスピードで魚を食べていきます!
ママは骨をとって身を渡すのに必死で、最初の味見以外ほとんど魚を食べられませんでした。笑
でも、美味しく食べる子どもたちの顔も見れたから、ここでもまた良しとします。

綺麗な景色を見ながら、外で自分たちで釣った魚を、料理して食べる。
なんて幸せな時間なんでしょう。
食後は花火タイム、そして…大人だけ非常食カップラーメン事件
日が落ちてきて、寒くなってきたので荷物をまとめてキャンピングカーへ向かうことに。
街灯が全くなく、ヘッドライトと懐中電灯のみで前へ進みます。

キャンピングカーを停めていた広い場所に着くと、
「みんなで電気を消してみよう。」とパパが、そしてみんな各自の電気を消すと本当に真っ暗!!
普段どこかしら灯りがある環境では、絶対に経験できない真っ暗体験。
子どもたちも「わあああああー!真っ暗!!」と大興奮でした。
そして暗くなってきたところで、お楽しみの花火タイム。
夜は

手持ち花火をいろいろ用意していたので、子どもたちは大満足。

花火が終わると子どもたちは寝る支度。
ただ…夜ごはんでお魚を子どもにたくさん譲った大人は、結局その夜も非常食のカップラーメンでした(笑)。
子連れキャンピングカー旅あるあるです。
寝る場所は、別府港のフェリーターミナル駐車場へ移動。
夜風が強かったので、灯りのある場所のほうが安心ということで、今晩はここで車中泊しました。
おわりに|今日のハイライトと次回予告
- 樹齢2000年の八百杉に朝のパワーをもらう
- フェリーで島後→西ノ島へ。快晴×日本海のコンビが最強
- にしわき鮮魚店のヒラマサ刺身と岩牡蠣に感動
- 摩天崖の絶景+放牧地の牛と馬。日本にもこんな景色があるんだ
- 通天橋では、絶景なのに子どもにとっては遊び場に
- みつけ島荘のお風呂貸切利用でほっと一息
- 釣った魚×キャンプの夜は、家族の特別な記憶になる
次回(Part3)は、西ノ島での朝釣りからスタート。
レストラン「コンセーユ」での大ぶりアジフライ・エビフライ、フェリーで中ノ島・海士町(あまちょう)へ。
島留学制度で若者が多い、ちょっと違う雰囲気の島と、明屋(あきや)海岸のキャンプ場の夜まで、たっぷりお届けします。
ちょっと役立ちメモ|旅をラクにしたアイテム
▶ キャリアワゴン(折りたたみ式)
駐車場からサイトまでの荷物運びは、これがあると本当にラク。子どもを乗せても遊べます。
▶ 折りたたみBBQコンロ
釣ったお魚を焼く・煮るのに大活躍。数秒でセットできて、後片付けもシンプル。
▶ 手持ち花火ホルダー
海風が強い夜でも、柄を長く持てるホルダーがあると小さい子でも安全に楽しめます。



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